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  • 健康と食品の解説シトルリンのニュースと解説

    シトルリンここのつ(9)の何故? Q&A

    瓜(うり)類はシトルリンが豊富

     

     

    1.窒素合成に関わるシトルリンとレスベラトロールは何処が異なるのでしょうか?

    シトルリンはアミノ酸の一種として窒素を合成する場合は、その原料となります。
    またレスベラトロールが窒素合成に関わる場合は、窒素を合成する酵素を活性化させる、
    間接的な物質となります。
    窒素合成に関わることでは同じですが、作用は全く異なります。
    自動車に例えればシトルリンがガソリン、レスベラトロールは電気といえます。
    シトルリンが動力燃料、レスベラトロールはセルモーター、ウィンドウ、ワイパーなどを動かし、
    シリンダーをスパークさせる電気です。
    レスベラトロールは電気同様に、体の色々な部分で、多様な働きをします。

     

    2. L-シトルリンとシトルリンは異なるのですか?

    Lシトルリンがあたりまえです。ノギのシトルリンはL-シトルリンです。
    当然のこととして省略しているだけです。
    シトルリンのようなアミノ酸類や糖類には分子構造が非対称な、鏡に映したような(鏡像)関係にある
    L-体、D-体と呼んでいる2体の異なった分子(異性体)が存在します。
    天然のアミノ酸類はL-体のみ(例L-シトルリン、L-アルギニン)。
    DNAとタンパク質を遺伝させるRNAの糖類はD-体のみが存在します(例 D-グルコース)
    天然では双方が存在することはありませんが、合成の場合は双方が等しく合成されるため、
    一方が毒性を持つ異性体の場合は、サリドマイド事件などのように有害薬品となります。

     

    3.シトルリンは糖尿病を改善?窒素合成の促進

    シトルリンは糖尿病による窒素の合成能力低下、窒素の分解を防ぐ作用を期待されています。
    シトルリンが窒素合成の原料となるからです。
    糖尿病患者の血管では活性酸素を除去する酵素(SOD蛋白)が減少し、
    内皮細胞では活性酸素(スーパーオキサイドアニオン)が過剰となり、
    窒素の分解が促進しています。
    また糖尿病による高血糖は脂質の代謝を促進し、コレステロールの合成を促します。
    この時に悪玉コレステロール(LDL)が増加し、酸化したLDLが内皮細胞の機能を障害し、
    窒素合成能力を低下させます。
    網膜症、男性機能の低下(ED)、腎症、脳梗塞、心筋梗塞など糖尿病の合併症と言われるものは、
    この窒素の分解、合成能力低下が原因といわれます。

     

    4. シトルリンは心臓血管病を改善?:悪玉コレステロールの酸化防止

    心臓血管の健康には適正な窒素量が必要です。
    シトルリンは窒素合成の原料となって心臓血管病を予防します。
    心臓血管病の最大の原因はトランス脂肪酸などによる悪玉コレステロール(LDL)の酸化です。
    LDLの酸化が窒素の合成能力を低下させるからです。
    窒素の産生が低下すると、血小板が内皮細胞へ粘着するようになり、血栓形成を促進します。
    これに加えて、血管平滑筋では、窒素の不足によって血管収縮、血流低下などの現象が起こり、
    心筋梗塞、脳梗塞などの原因となります。

     

    5. シトルリンと肝硬変の関係は?:アンモニアの解毒

    シトルリンはオルニチン回路(尿素回路)でアンモニアを解毒します。
    肝硬変などで肝機能が低下するとアンモニアが蓄積され、肝脳症になることが知られています。
    たんぱく質は大腸、脳、骨格筋などで窒素経由アンモニアを産生しますが、
    シトルリンはアンモニアから合成される経路が多いために、
    シトルリンが尿酸や他のアミノ酸(グルタミン酸)に変換することにより、
    結果的に毒性が強いアンモニアを解毒する作用を持っています。
    この経路は肝細胞のミトコンドリアで
    シトルリン>アルギニノコハク酸>アルギニン>オルニチン>シトルリンと巡り、
    オルニチン(ornithine)回路(尿素回路:urea cycle)と呼ばれます。

     

    6. シトルリンは腎臓の健康に役立つ?:オルニチン回路の正常化

    シトルリンは肝細胞の尿素回路(オルニチン回路)で
    合成されるものが圧倒的に多いですが、腎臓ではシトルリンから出発する尿素回路が働き、
    有毒なアンモニアの処理や窒素量のバランス調整をします。
    腎臓ではアルギニンからオルニチン回路が働くことはありません。
    アルギニンと異なり、シトルリンの摂食が腎臓の健康に役立つという研究の出発点です。
    腎臓の健康はオルニチン回路が正常に働き、アンモニアの産生と処理が円滑に行なわれることが必要。
    腎臓のオルニチン回路はシトルリンによってスムースに回転します。

     

    7. シトルリンは男性のスペルミンを作る?:細胞の活性化

    男性機能に重要なかかわりのあるスペルミン(Spermine)は、シトルリン経由のアルギニンが
    前躯体となって作られます。
    このとき亜鉛(ジンク)が触媒として働くために、ジンクはスペルミンを作る、
    すなわち精液(semen)を増やすセックスミネラルと呼ばれることがあります。
    スペルミンはポリアミンとも呼ばれますが、ポリアミンにはスペルミン以外にも幾つかの
    種類があります。
    ポリアミンは細胞の増殖(コピー)に重要なアミノ酸で、ポリアミンが不足すると
    細胞が分裂できなくなります。

     

    8. シトルリンは痛風を改善?:尿酸適正量の維持

    痛風は尿酸が結晶化することで始まります。
    尿酸適正量の維持にはシトルリンが充分に作られて(または補給されて)、
    回路(尿素回路)がスムースに回転することが必要。
    排泄に異常があり一定の濃度を上回ると血中で結晶化し、痛風の原因となります。
    シトルリンがアンモニアを解毒する回路(尿素回路)で尿酸が造られますが、
    尿酸は生命の維持に重要な抗酸化物質ですから、
    健康人の血液中には一定量が存在し、余剰分は体外に排泄されます。
    俗にプリン体と呼ばれているプリン (purine)は、窒素の産生回路に存在する
    含窒素芳香族化合物です。

     

    9. 米国にはアルギニンを配合しているサプリメントがありますが?

    ノギのシトルリンは意図的にアルギニンを配合していません。
    体内生成されるアルギニンと経口摂取するアルギニンは作用が異なることが第一の理由です。
    経口摂取したL-アルギニンは腸管で約40%が代謝されてしまいます。
    また、代謝されずに吸収されたL-アルギニンも大部分は肝臓で尿素合成に使われてしまい、
    腸管や肝臓で代謝されないようです。
    シトルリンはアルギニンより生理学的に安全性が高いことが検証されています。
    酵素の活性化など、細胞や生体膜の健全な代謝活動には電荷を持たない構造が
    必要といわれています。

    歴史が浅いバイアグラは化学合成物質ですから長期間服用の安全性は不明ですが、その機能は窒素合成阻害酵素の阻害機能。 シトルリンが窒素合成の素材として機能し、レスべが窒素合成酵素を作り出す機能と切り口は異なりますが、中枢神経を興奮させる媚薬、催淫剤と一線を引く点では同じです。

     

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