加工肉、食用肉の亜硝酸ナトリウムはトップクラスの発がん物質
加工肉の亜硝酸ナトリウムはトップクラスの発がん物質(WHO:IARC): 加工肉、食用肉の発がん性2015年は世界保健機構(WHO)の傘下組織である国際がん研究機関(IARC)が1965年にがん研究と、その広報を始めて50年の区切り。半世紀の節目記念なのでしょうか、10月中旬にIARCは「加工肉の発がん性を確認しリスク・リストのトップグループに分類した」と報告し、世界の食品業界、流通業界に強いインパクトをあたえています。なぜ日本人には癌死が多い?:淡泊な食事と予防に無関心1. 加工肉、食肉の発がん性に関する国際がん研究機関(IARC)の警告世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC:International Agency for Research on Cancer)が指摘したのはハム、ソーセージ、ベーコン、サラミ、コーンビーフなどの加工肉と牛肉、豚肉、羊肉の発がん性。年間約3万5千人が死亡しているといわれます。IARCの結論は腸関連がん(colorectal cancer: bowel cancer) 発がんの危険性を指摘した800本以上といわれる論文、文献、疫学的調査など...