loader image
  • ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第八十二話(続): 「中国のパンダ外交と内政の混乱、世界に拡散する汚染農産物」

    日本人のパンダ好きが益々高じており、昨年6月に上野動物園で誕生したシャンシャンの一般公開が先週から始まったことで、マスコミ報道も熱を帯び、見物の抽選に24万組もの応募があったそうです。中国のパンダ外交[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第八十一話:「常識・良識が崩れ始めた。世の乱か変か」

    史学者によると、体制変革や文明革新が起きる要因が二分され、ハードパワー即ち腕力(軍事力)が引き起こしたものを「乱」と言い、ソフトパワー(経済力、文化力)等の智力によってなされたのが「変」と言って、学識[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第八十〇話:「大江戸歳末風景・餅つきのパフォーマンス」

    餅つきは、現代では町内のイベントの一つに過ぎませんが、江戸時代には正月の準備に追われる人々には欠かせない暮らしの一大行事で、極めて当たり前の光景でした。人手の多い大通りで、大きな釜や蒸籠(せいろ)まで[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十九話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その2)

    今年は大政奉還150年、来年の明治維新150年にかけて、このところ明治の王政復古(7百年も続いた武家政権の終焉)を見直す風潮が強くなっております。天皇退位も近づき、大正・昭和・平成の御代をも併せて近・[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十八話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その1)

    「チバニアン(千葉時代を意味する学術用語)」が国際地質科学連合会からのお墨付きを得たことで、目下「地球史に”日本国土に因(ちな)む新たな時代区分“が書き加えられる」と共に「地磁気逆転現象」が世界的な話[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十六話:「聴蟲・・月を愛で虫を聴く、まさに風流の極致」

    夜の風が秋めいてくる頃、澄んだ虫の音を耳にするようになると、しみじみと秋の到来を感じさせます。現代人が「趣味は虫聴きです」と言えば一般的には、かなり意表を突くが、教養人からは、風流人として一目置かれる[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十五話:「江戸の風物詩・七夕、井戸浚い、冷水売り」

    七夕祭りの由来については、古くから我が国に伝わる棚織津女(たなばたつめ)の話と、中国に伝わる牽牛(けんぎゅう)星と織女星の伝説に基づいたものと言われて来ましたが、そもそもの源流は古代エジプトにまで遡り[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十四話: 「マスメディアが報じない裏話」

    インターネットの普及に連れ、世界の隅々に至るまで、真偽取り混ぜ数多の情報が瞬時に飛び交う時勢となりました。情報の発信元からすれば、恣意的(しいてき)に自説による大衆の洗脳が難しくなり、一方情報の受け取[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十三話:「時局あれこれ雑感」

    イタリア特別自治州の一つであるシシリー島のタオルミーナは、古代ギリシャ、カルタゴとローマ帝国の支配下にあった紀元前からの歴史を留める神殿や遺跡の多い小古都で、風光明媚な欧州屈指の観光リゾート地です。一[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十二話:「早苗月=皐月=五月、端午の節句=こどもの日」

    端午の節句には蘊蓄が多く、なぜ五月五日なのか、鎧・兜や五月人形を飾り、粽や柏餅を食べ、菖蒲湯に入るのは何故か、どうして鯉を空に泳がせるのか、等々、江戸時代に始まった風習の不思議について述べてみます。雨[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第七十〇話:「世界秩序変動余波とトランプ旋風・再論」

    アラブの春が軟着陸できず、中東の政治・宗教紛争の拡散が止まるところを得ず、その火の粉が難民の大量流出とテロリストの潜入を生み、ユーロ不況真(ま)っ只中の欧州諸国に暗雲を投げかけ、今や米露も巻き込む世界[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第六十九話:「PTAが世界の潮流を変えられるのか」 : プーチン(P)・トランプ(T)・安倍(A)

    型破りな米国大統領の登場と就任後の矢継ぎ早の大統領令頻発で、米国の大手リベラル系メディア(九割以上がヒラリー支持だった)が発信源となり、これを受けた海外の多くのマスコミ報道が、中でもリベラル支配のカナ[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第六十八話:「節分・豆撒きと雛祭り・桃の節句、そして花見の桜」

    節分は立春(旧暦の正月元日)の前日(つまり大晦日)のことで、「鬼は外、福は内」と豆を撒くのは、冬から春への季節の変わり目に“寒気・邪気・疫病・災難の象徴である角の生えた鬼”は外へ追い払い、“春の来福”[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第六十六話:国際政治の地殻変動・本音優先のビジネス思考

    ブッシュ前政権の中東戦略ミスを“変える“と口先だけは勇ましく登場したオバマ政権でしたが、この8年間における“建前主義外交”の失敗続きから、アメリカ一極支配の世界が崩れ始め、中東の混迷を一層悪化・複雑化[続きを読む]
    ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

    第六十五話:「酉の市は洒落尽くし」

    霜月ともなりますと、年末へ向けてだんだん忙しくなってきます。子供の居る家庭ともなると11月15日の七五三が明治以降広く全国・全階層に広がりました。氏神様へ参詣し、三歳男女児は髪置、五歳男児は袴着、七歳[続きを読む]