マスコットの「ピノ君」
赤ブドウ種の代表的ブランド「ピノ・ヌワール」に因んで名づけられました.
ノギボタニカルの「レスベ:レスベラトロール」主要原料だからです
鰻かば焼き専門店の産地偽装 2024年01月01日
湘南には半世紀以上、国産活きウナギからの「かば焼き」を店で造る超人気「鰻屋」さんがありましたが、1軒は最近廃業.一軒は超高級に.
ふるさと納税返礼品としてウナギのかば焼きを供給していた愛知県西尾の三河産うなぎ専門業者が自分の店では中国、台湾産のかば焼きを提供していたことを暴露されました。
数が非常に多いですから、返礼品にも偽装ウナギが使用されていたかもしれません。
国産ウナギと中国、台湾産ウナギの価格差を考えれば悪質な事件で被害額は巨額。すでに警察が捜査に入りましたが、詐欺として刑事告訴されるべきことでしょう。
成田新勝寺参道前や近地に巨大な店舗を持つ有名な鰻のかば焼き屋。ネットで成田の店舗をPRしていたので行ってみました。
店舗内飲食者がシーズンのピークには数千人だろうと推定される規模。国産を謳っていましたが、わずか10分くらいで供された粗末なかば焼きは解凍に失敗したのか、風味が国産活きウナギのかば焼きとは信じがたく、産地を聞いたら
「その時々で広く日本中から調達している」と「あり得ない」回答。
客が多ければ巨大店舗内での調理場処理は難しいだろうと、
串を打ち、白焼きした半製品を輸入しているのではとの疑いが芽生えました。
身分を明かし、下ごしらへ工場や在庫活きウナギの見学を望むと実は「国産生産地から良い品が調達できない時には中国産も使用する」との驚くべき回答。
「ネットの謳い文句(コピー)、店内のメニュー、チラシなどの国産表示は間違いだから撤去する」
「鰻かば焼き屋は産地を表示していなければ外国製かば焼き」は常識とのこと。
日本中の鰻かば焼き大型店が信用できなくなった瞬間でした。
店の話では、各地の業者が大量の輸入品を国産品と偽っている模様。
鰻かば焼き専門店は、ごく小規模でなければ成り立たない業態なのでしょう。
観光農園での試食は感染症と農薬が危険 2023年11月29日
11月5日に茨城県大子町の観光果樹園「豊田りんご園」の試食でお客様12人が腸管出血性大腸菌(O157)による集団食中毒。
6才児と70代の女性が重症。切り分けてコップに入れたサンプルリンゴを食したようです。
観光農園では保健所に認可された食堂が無い限り飲食は止めるべきでしょう。
シェフなどが農園に直接行き、畑で野菜や果実を食べてみせるのが流行り。TV報道を観て真似するお客様が出てこないかと、公衆衛生に無関心な国民性を危惧していました。
O157は牛が保菌していることがほとんど。少量の菌でも便経由で人に感染します。
「O-157の集団感染が構造的に発生するアメリカに学ぶ」
https://nogibotanical.com/archives/1709
世界の牡蠣生産が30年間も増えない理由 2023年11月11日
牡蠣産業はマニアックともいえる愛好者が世界中に多い割に、この30年間成長していません。
養殖海面の汚染による寄生虫やヘルペスの蔓延により各国の生産量が低下。
供給が細り、価格が高騰していることが最大原因と言われますが、ボディーブローのように
効いているのが摂食者のアレルギー発症増加。
牡蠣1粒には3万個の微生物が取り付いているといわれ、その種もノロウィルス、
A型肝炎、腸炎ビブリオ菌、赤潮のプランクトン毒など多様ですが
一旦中毒すると、それからは食するごとに、頭痛、痙攣、発疹、嘔吐、下痢、呼吸困難など
アナフィラキシーを含む原因不明のアレルギー症状が出るようになり、再度の摂食が
困難といわれます。
事故発生により生牡蠣ばかりでなく、牡蠣加工食品まで摂食できなくなる人が漸増し、
牡蠣愛好者は増えるどころか、漸減しているのではと懸念しています。
まずはアレルギー未発症者を大事にし、摂食者への原因病原感染を未然に防ぐことでしょう。
陸上で微生物の少ない海水を使用してカキ養殖を試みる業者もいるようですが、コストが高く。
販売価格が3~5倍にはなるようですから一般への普及には時間がかかるでしょう。
それ以上に困難なのは海面養殖は餌(エサ)が味を決めます。
海岸に迫る緑と荒海から湾内への強い水流.美味しい牡蠣は豊饒な海で清浄に育ちますから
陸上養殖では美味しい牡蠣が期待出来ません。
「世界の生牡蠣市場を支配する日本のマガキ:30年間生産量が増えない世界の牡蠣養殖の何故?」
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