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健康と食品の解説

細胞老化と癌(その6): 網膜芽細胞腫のRb遺伝子衰弱が癌(がん)を活性化
網膜芽細胞腫のRb遺伝子衰弱が癌(がん)を活性化

1.「全ての道は癌(がん)に通ず」「癌(がん)は一日にして成らず」幼児に遺伝する網膜芽細胞腫の遺伝子発見が多くの癌(がん)の治療や予防の進歩に大きく貢献したことは一般にはあまり知られていません。このこ[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第八十〇話:「大江戸歳末風景・餅つきのパフォーマンス」

餅つきは、現代では町内のイベントの一つに過ぎませんが、江戸時代には正月の準備に追われる人々には欠かせない暮らしの一大行事で、極めて当たり前の光景でした。人手の多い大通りで、大きな釜や蒸籠(せいろ)まで[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

天然オメガ3脂肪酸と脂質メディエーターのレソルビン(Resolvin)とは

1.米国厚生省のサポートで始まったオメガ3脂肪酸の抗炎症性研究魚油の成分で知られるオメガ3脂肪酸(EPA/DHA)は血液サラサラの表現で知られますが、血管の異常収縮を防ぐ作用、炎症を抑える詳細なメカニ[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第七十九話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その2)

今年は大政奉還150年、来年の明治維新150年にかけて、このところ明治の王政復古(7百年も続いた武家政権の終焉)を見直す風潮が強くなっております。天皇退位も近づき、大正・昭和・平成の御代をも併せて近・[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第七十八話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その1)

「チバニアン(千葉時代を意味する学術用語)」が国際地質科学連合会からのお墨付きを得たことで、目下「地球史に”日本国土に因(ちな)む新たな時代区分“が書き加えられる」と共に「地磁気逆転現象」が世界的な話[続きを読む]
健康と食品の解説

ブドウ・レスベラトロール豊富なボージョレー・ヌーヴォーのすべて

2019年のボジョレー・ヌーヴォー(Beaujolais Nouveau:ボージョレ・ヌーヴォー)の解禁日は11月21日木曜日。2013年ごろから輸入は低価格と高級品に特化させ、ブドウ品種、産地までボ[続きを読む]
ブドウ・レスベラトロールのニュースと解説

ブドウ・レスベラトロール豊富なボージョレー・ヌーヴォーのバイブル

2013年ごろから輸入は低価格と高級品に特化させ、ブドウ品種、産地までボージョレ-でないヌーボーワインが出現.目先を変えた戦略が目につくようになりました。例年、下戸の多い日本向けにハーフボトルが多いの[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

長寿社会の勝ち組になるには(その26): 悪化する緑内障を細胞の内外で制御する抗酸化物質とは

1.東北大学の研究論文は抗酸化力と緑内障重症度の関係緑内障の発症・進行に酸化ストレスが関与する可能性は以前から幾つもの報告がありましたが、東北大学大学院医学系研究科眼科学分野中澤徹教授らは眼圧以外の緑[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

毒性が旨味(うまみ)となるキノコ毒素(mushroom toxin): 食用といえども食べ過ぎは危険

フランスで ジロール(girolle)と呼ばれる天然のアンズタケ(写真上:仏ナント))ヨーロッパ大陸、北米などでも人気の食用キノコ(Cantharellus cibarius)1.食用になるキノコは約[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

アサイー・ベリーの抗酸化作用はビルベリーを凌ぐ

アサイーナ(アサイー・ベリー)の抗酸化作用 赤紫色素は美容と長寿の最強抗酸化ポリフェノール(6) ビルベリーを凌ぐ(しのぐ)最強の抗酸化フルーツ1.アサイー(Euterpe oleraceae)とはア[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

天然魚油のオメガ3脂肪酸はバイオ合成オメガ3とは 効果が異なります: 天然魚油のオメガ3脂肪酸が血圧安定に寄与する

魚油やアザラシから得るオメガ3脂肪酸EPA/DHAの保健効能が謳われるようになったのは古い話ではありません。1960年代後半にデンマークのディーベリ博士(Dr. Jorn Dyerberg)らがグリー[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

オメガ3過剰摂取は逆効果:国立がんセンター(その2)

1. 神話となった、「オメガ3は摂れば摂るほどリスクが下がる」先回ご紹介した「魚介類・オメガ3系脂肪酸摂取とうつ病」のコホート調査では、魚介類やオメガ3系脂肪酸は「摂れば摂るほどリスクが下がる」という[続きを読む]
危険ハーブ、覚醒剤、麻薬

アナボリックステロイド(THGなど)と アンフェタミン 型覚せい剤

2013年7月にドーピングに使われるアナボリックステロイド(蛋白同化ステロイド類)とアンフェタミン (Amphetamine) 型覚せい剤疑惑が再び米国プロスポーツ界で浮上。メジャーリーグベースボール[続きを読む]
危険ハーブ、覚醒剤、麻薬

ステロイドホルモンが過剰免疫作用をコントロールする

ステロイドホルモンは副腎皮質から分泌されることから別名が副腎皮質ホルモン。ステロイドとは生体で合成されるコレステロール、胆汁の胆汁酸に代表される有機化合物の総称。生物の細胞膜の構成に重要な脂質成分であ[続きを読む]
オメガ3脂肪酸のニュースと解説

鬱(うつ)には魚油が効果的: 国立がん研究センター松岡豊博士らのコホート調査

1. 松岡豊博士らがScience誌に新論文を発表国立精神・神経医療研究センター室長兼国立病院機構災害医療センター精神科の松岡豊博士が2017年9月のScience誌(Translational Ps[続きを読む]