ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第八十四話:「大潮の頃、汐干狩と渦潮見」 水もぬるんで季節も良くなってくると、人々が川辺や海辺へ戻ってきます。雛祭りも昔は水とは関係が深く、川や海に人形を流して穢れを捨てる儀式だったそうで、これと時を同じくして行うのが「汐干狩」でした。晩春の[続きを読む] 2022年05月16日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説 細胞老化と癌(その10): 腫瘍抑制遺伝子(tumor suppressor genes): お薦めしたいP-53自己抗体定性検査 細胞が癌化すると、必然的にその活性を抑える抗体が発生し、免疫作用が働きます。胸腺免疫細胞(T細胞)、骨髄免疫細胞(B細胞)などとともに、もう一つ活躍するのが癌抑制遺伝子。ただこの抑制遺伝子は免疫細胞と[続きを読む] 2022年05月08日 癌(がん)と発癌物質のニュースと解説
オメガ3脂肪酸のニュースと解説 シス型オメガ3脂肪酸がカルシウム非依存性の血管異常収縮を防ぐ: 高脂血症が関与する突然死。カベリオンとは 米国では毎年50万人を超える高脂血症患者が心血管病で死亡しており、リスクを除去する研究が盛ん。米国医学会会報(The Journal of the American Medical Associati[続きを読む] 2022年05月18日 オメガ3脂肪酸のニュースと解説
感染症の海外ニュースと解説 インフルエンザウィルス変異の常識は変化します :リアソータントウィルスとは 1.リアソータントウィルス(reassortant viruses)とはリアソータントウィルスと呼ばれるのは、哺乳類の体内に複数の型のウィルスが入り、合体して混血になることを指します。インフルエンザウ[続きを読む] 2023年01月17日 健康と食品の解説感染症の海外ニュースと解説
世界の健康と食の安全ニュース ベトナム戦争で顕在化した猛毒ダイオキシンの健康被害 日本の近海魚介類のダイオキシン汚染 日本の近海魚介類のダイオキシン汚染 ベトナム戦争で顕在化した猛毒ダイオキシンの健康被害1960年代に成人だったアメリカ人は、ベトナム戦争で有機合成毒ダイオキシン類が使用された「枯葉作戦」を忘れることが出来ません。空中散布された約5,00[続きを読む] 2024年02月13日 世界の健康と食の安全ニュース
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第八十三話:「如月は火事が多かった」 「火事と喧嘩は江戸の華」と言われ、季節的に空気が乾燥し、風も強かった一月下旬から二月にかけて江戸の大火は集中して派生したようです。江戸は火事の歴史と言っても言い過ぎではなく、市中が灰と化してしまうので[続きを読む] 2022年05月08日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説 細胞老化と癌(その7): 癌の骨転移メカニズムの鍵はランクル(RANKL) レスベが活性化を制御する 1. 骨は人体ネットワークの主要臓器山中伸弥博士が監修、解説したNHKの「骨の健康」TV放映は博士の専門分野だけに説得力のあるものでした(2018年1月7日)。骨には人体を支える骨格ばかりでなく「免疫[続きを読む] 2022年05月18日 癌(がん)と発癌物質のニュースと解説
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第八十二話(続): 「中国のパンダ外交と内政の混乱、世界に拡散する汚染農産物」 日本人のパンダ好きが益々高じており、昨年6月に上野動物園で誕生したシャンシャンの一般公開が先週から始まったことで、マスコミ報道も熱を帯び、見物の抽選に24万組もの応募があったそうです。中国のパンダ外交[続きを読む] 2022年05月08日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第八十一話:「常識・良識が崩れ始めた。世の乱か変か」 史学者によると、体制変革や文明革新が起きる要因が二分され、ハードパワー即ち腕力(軍事力)が引き起こしたものを「乱」と言い、ソフトパワー(経済力、文化力)等の智力によってなされたのが「変」と言って、学識[続きを読む] 2022年05月08日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
世界を魅了する食材 日本の食用蟹文化:チャンピオンがベニズワイガニのわけ ズワイガニ(松葉ガニ、越前蟹:Chionoecetes opilio)は冷製カクテル・ソースも美味しい(*中央は生シラス)アジアの食用蟹文化(5):アジアの食用蟹図鑑1.西高東低のカニ食文化:庶民には[続きを読む] 2024年01月28日 世界を魅了する食材食在亜細亜:アジアの生鮮食材
健康と食品の解説 細胞老化と癌(その6): 網膜芽細胞腫のRb遺伝子衰弱が癌(がん)を活性化 網膜芽細胞腫のRb遺伝子衰弱が癌(がん)を活性化 1.「全ての道は癌(がん)に通ず」「癌(がん)は一日にして成らず」幼児に遺伝する網膜芽細胞腫の遺伝子発見が多くの癌(がん)の治療や予防の進歩に大きく貢献したことは一般にはあまり知られていません。このこ[続きを読む] 2024年01月06日 ブドウ・レスベラトロールのニュースと解説健康と食品の解説
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第八十〇話:「大江戸歳末風景・餅つきのパフォーマンス」 餅つきは、現代では町内のイベントの一つに過ぎませんが、江戸時代には正月の準備に追われる人々には欠かせない暮らしの一大行事で、極めて当たり前の光景でした。人手の多い大通りで、大きな釜や蒸籠(せいろ)まで[続きを読む] 2022年05月18日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
オメガ3脂肪酸のニュースと解説 天然オメガ3脂肪酸と脂質メディエーターのレソルビン(Resolvin)とは 1.米国厚生省のサポートで始まったオメガ3脂肪酸の抗炎症性研究魚油の成分で知られるオメガ3脂肪酸(EPA/DHA)は血液サラサラの表現で知られますが、血管の異常収縮を防ぐ作用、炎症を抑える詳細なメカニ[続きを読む] 2023年09月19日 オメガ3脂肪酸のニュースと解説
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第七十九話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その2) 今年は大政奉還150年、来年の明治維新150年にかけて、このところ明治の王政復古(7百年も続いた武家政権の終焉)を見直す風潮が強くなっております。天皇退位も近づき、大正・昭和・平成の御代をも併せて近・[続きを読む] 2022年05月08日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考) 第七十八話: 「続々・世の中訳の解らぬことばかり。疑問と不思議」 (その1) 「チバニアン(千葉時代を意味する学術用語)」が国際地質科学連合会からのお墨付きを得たことで、目下「地球史に”日本国土に因(ちな)む新たな時代区分“が書き加えられる」と共に「地磁気逆転現象」が世界的な話[続きを読む] 2022年05月08日 ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)