loader image
感染症の海外ニュースと解説

フランスを悩ます蚊が媒介するチクングニア熱: 仏領レユニオン島のパンデミック

WHOの蚊撲滅キャンペーン・シンボル1.フランスが恐れるチクングニア・ウィルスの強毒性変異2006年に鳥インフルエンザが広がり始めた頃、フランスはもう一つの感染症に悩まされていました。それはアフリカ南[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

アメリカを悩ますダニ由来のライム病: 温帯地域はダニ、シラミ、ノミによる感染症が要注意

1.ダニ、シラミ、ノミによる感染症5月から10月の温帯地域は蚊や蚤(ノミ)、虱(シラミ)、ダニが活躍するシーズン。ダニに関しては野外のSFTSV(マダニ・ウィルス)による重症熱性血小板減少症候群が日本[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十六話:エボラ出血熱で露呈した西アフリカの資源ラッシュと疫病リスク

西アフリカのガーナ、コートジボワール、リベリア、ギニア、シェラレオネなどの群小国では、今世紀に入って次々と資源が発見されて、中国・インドを先頭に欧米系を含めた資源権益獲得競争が激化して来ました。そうし[続きを読む]
ジョージ大町の湘南鎌倉ライフ

金時山登山で今年も体力OK!:神奈川県足柄下郡箱根町

晴れた日に明神ヶ岳から富士山を背景にした金時山を見る神奈川県箱根外輪山のひとつ金時山は標高1212mで最近のシニア、女性の山登りブームの中で手ごろな対象として人気がある。わたしも10年以上前から毎年真[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十五話:中東の支離滅裂を招いたオバマ米国外交

米国が警察官を辞めた世界は、ウクライナであれ、南シナ海であれ、世界の秩序があちこちで崩壊しておりますが、なかでも中東における国際テロは、アルカイーダから派生したISIS(イラク・シリアのイスラム国)と[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

エボラ出血熱感染者をタバコのニコチンが救う?: 西アフリカのブレイクに未承認血清を試験使用

若者に蔓延する脱法ドラッグ、危険ドラッグ吸飲による犯罪急増で植物アルカロイドの功罪が話題となっていますが、今度はナス科タバコ(Nicotiana tabacum)のニコチン・アルカロイドが善玉として脚[続きを読む]
世界を魅了する食材

スパニッシュバスクのウナギ稚魚料理: 伝統食文化を守る魚のすり身

フランスの至宝ビアリッツ・リゾート(Biarritz)フランスが自他ともに世界一と認める「食と観光」を日本にレポートしているマリー・セシルさん。2014年の夏休み一回目の家族旅行は大西洋に面したバスク[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

絶えることのない中国産魚類の発ガン物質汚染: 中国産ウナギが信用できないわけ

1. 日米で中国産うなぎ汚染問題が再燃湘南で推奨できる鰻かば焼きの店はごく小規模なファミリー経営だけ.割きたての活きと焼きが勝負ですから規模が大きくては調理できません。鰻かば焼きの名店は「大磯国よし」[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十四話:「中国とは謝絶せよ 」

百有余年前、福沢諭吉は「清と朝鮮は“アジア東方の悪友”であるからして、“謝絶”するものなり」と明治日本へ警鐘を鳴らしましたが、この提言は極めて意味深長で、且つ現実味を帯びて、現今の我々にも深く考えさせ[続きを読む]
しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第三十七話:「観光立国政策の脱中国」

:::日本人がんばれ!!!:::第三十七話:「観光立国政策の脱中国」2009年の尖閣諸島事件で暴露された中国政府の本心。歴史をたどれば予想できないことではなかったが、いまだに反日の遺伝子が健在なことを[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十三話:「ウクライナ危機は複雑怪奇・プーチンはどう出るか」

ウクライナ東部上空で撃墜されたマレーシア航空機の残骸写真を専門家が分析したところ、ミサイル攻撃が明白であるとして、米紙などの見方によると、親ロシア派武装集団が民間機を“ウクライナ軍用機であると見誤った[続きを読む]
健康と食品の解説

心房細動と観賞花ジギタリスのシアン配糖体 再発危険性の高い脳梗塞は心房細動が原因

1.心房細動と脳梗塞中高年になると、生活習慣によっては、心房細動の発生確率が急増します。心房細動は、心房の収縮、弛緩をつかさどる微弱な電気信号が、不規則になる不整脈現象。動脈が硬化してくる高齢者では、[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

旧フランス領インドシナの食文化(13): ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(後編)
ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(後編)

タツノオトシゴはそのユニークでユーモラスな姿が世界中で愛され、ヒトデとともに多くの装飾品、玩具が作られていますが、強精強壮の漢方薬としても永い歴史があります。1.ナマコ(Apostichopus ja[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

粘々(ネバネバ)葉野菜の安全性:コンフリー(comfrey)による肝臓障害に学ぶ

1.毒性と薬効が同居する植物性アルカロイドとトリテルぺノイド植物毒の主成分といわれるアルカロイドは、植物が動物から身を守るために働く物質。5,000種を超えるといわれます。青酸のように即効で死に至るも[続きを読む]
しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第三十六話:「尖閣諸島事件と訪日中国人観光客」

2010年に始まった尖閣諸島への中国船不法侵入事件はマスコミと政治家を除けば双方ともに有識者が冷静なのは救いでした。現代の国際関係は国家間の通商、金融、文化交流のウェイトが高く、世界各国が経済産業、文[続きを読む]