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ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第三十一話:「企業による文化支援で地方創生を」

我が国が戦後の経済成長につれ、先ずは農漁業から製造・建設業へと、次いで製造建設分野からサービス産業へと、労働人口が急速に移動した結果、現在では第一次産業就労者は激減して約3百万人、第二次産業人口も減少[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

セパシア菌の功罪と無農薬農業:微生物による害虫退治の安全性に疑問

1.多剤耐性院内感染菌と安全性が確保できていない無農薬農業抵抗力の無い病人や高齢者に院内感染で亡くなる方が多いのは良くしられる事実です。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)、アシネトバクター菌やタ[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第三十〇話:「ソフトパワーはハードパワーに勝る」

“ペンは剣よりも強し”とか“財貨は兵器より重し”は良く耳にする西欧の格言ですが、21世紀の今、改めて吟味すべき教えではないでしょうか。20世紀前半こそ、先進大国間では軍事で覇を競う二つの世界大戦が起こ[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

株価が急騰したエボラ出血熱ワクチン開発企業: キー(鍵)はNIHのサリバン博士

10月23日のニューヨークタイムスはギニアより帰国したクレイグ・スペンサー医師がエボラ出血熱に感染しベルビュー中央病院(Bellevue Hospital Center) に隔離中と伝えました。大都会[続きを読む]
世界を魅了する食材

南米チリの食文化:朝締め仔羊が最高のごちそう

タルカの紋章(ブラゾン)湘南料理人のサルバトーレ松波さんから今月(2015年1月)初めにサンチャゴ(南米チリ:República de Chile)に出張した時のレポートが届きました。サルバトーレ松波[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

環境の激変による癌抑制遺伝子の活性化: 映画「天国の青い蝶」が紹介した実

自己免疫力(治癒力)強化には免疫細胞の分泌促進、体組織の活性化が必須。一般的に知られているのは、適度な運動、活性酸素除去、造血、血流改善など。これらには適正な生活習慣、食材の厳選が重要要素ですが、意外[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

アジアの食用蟹文化(3): 上海ガニはなぜ高い:宣伝上手が作り上げた高級食材

(写真上)上海ガニの蒸し煮.(中国広東省広州のレストラン)1.希少種でない上海ガニの不思議な高価格マニアが楽しみにしている上海ガニ(チュウゴクモクズガニ:Eriocheir sinensis :Chi[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

エボラ出血熱の2次感染者発生に米国民はパニック状態

1.エボラ出血熱の2次感染者発生に米国民がパニック状態エボラ出血熱の2次感染が現実となった米国ではその対応を巡ってヒステリックというかパニックというか冷静さを欠いた議論が始まっています。「防疫対策に不[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十九話:乳幼児・子供の事件増を憂い教育を考える

このところ、乳児DV・幼児誘拐殺人遺棄とか、少年少女による友人や肉親の殺人等凶悪犯罪の報道が増えてきたことに危機感を覚える次第です。もっとも、「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めば大々[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十八話:マスコミが報道する「産業の空洞化」のアンチテーゼ

■商業への回帰本稿ではマスコミ報道のアンチテーゼに挑んでみたいと思います。数十年来、盛んに危機感があおられている「産業の空洞化」についてです。その前に、産業革命以後の世界の経済をざっと振り返ってみます[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

火山灰(岩)による健康被害: ガラス質の粉塵にさらされた人が中皮腫に関して12の質問
ガラス質の粉塵にさらされた人が中皮腫に関して12の質問

御嶽山噴火は火山弾による被害が大きく、未曽有の惨事となりましたが、火山灰を吸引した被災者や火山灰影響下にある住民が注意しなければならないのは塵肺(じんぱい)、珪肺(けいはい:シリコーシス)と呼ばれる疾[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

サソリの蛍光物質に強精強壮効果が?

チャイニーズ・ゴールデン・スコーピオン(北京のレストラン)(Chinese golden scorpion:Mesobuthus martensii)サソリは節足動物.8本脚を持ち、カニの親戚.ゴール[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十七話:日本が「21世紀の世界」を変えていく: 「長寿」「神話的美徳」「最先端技術」有する日本の可能性

■大量生産・大量消費→有限・閉塞20世紀までは、世界がある程度無限に拡大してゆくといった考え方を前提として、環境負荷に気を留めることもなく、大量生産、大量消費社会が先進的とされてきました。ところが、2[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

エボラ出血熱の次は致死率90%のマーブルグ出血熱?: 資源開発が招く風土病の感染拡大化

西アフリカでエボラ出血熱が短期間これまで10年間の感染例、死者を上回る死者2,000人を超えるブレイク(2014年9月初)をして騒ぎとなっていますが、同じ西アフリカにはエボラの親戚ともいえるマーブルグ[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

デング熱から身を護る: 殺虫剤の生態系破壊に日米の思想相違が

精油が蚊の忌避剤(repellent)となるレモンユーカリ(Lemon Eucaly:Corymbia citriodora)(オークランド動物園:NZ)デング熱脳炎騒動は関係者によれば大陸や熱帯の感[続きを読む]