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癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

腸内フローラ・バランスの崩壊 IBDと癌の発現、進化

NHKの人体シリーズ第1回(腎臓)で腎臓疾患の主原因が医薬品と言い切った山中伸弥博士も第2回(腸)では、癌を誘発する腸内微生物叢(microbiome)のアンバランスが抗生物質の乱用と生菌サプリメント[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

長寿社会の勝ち組となるには(その30) 最新免疫療法抗がん剤(PD1阻害剤)の効果を高める 腸内微生物叢移植

1. 腸内微生物叢(gut flora)の棲み処(すみか)を移植この(2019年)3月29日から4月3日にかけてアトランタで開催された全米がん研究協会(AACR)年次総会のプログラムで発表された「腸内[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

長寿社会の勝ち組となるには(その29) FDAが狭心症治療ステントの抗がん剤コーティングに疑義

抗悪性腫瘍に大きな需要がある抗がん剤タキソール(パクリタクセル)は狭心症に使用されるステントのコーティング剤(DES)の一つとしても広く普及しています。タキソールは植物(西洋いちい:Taxus bac[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

透析に進行する前に腎疾患を改善する6つの正攻法

1. 誰もに可能性がある慢性腎臓疾患(CKD)若いころから健康問題に無関心で暴飲暴食など生活習慣の乱れ、医薬品の乱用を数十年間続けると、腎臓、肝臓疾患を発症するリスクが限りなく高くなることは良く知られ[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

 ミルクチョコレートの植物性油脂と異性化糖

「健康に良いはずが、真逆に働く不健康食品」(2)1. 緊急性を要する安全食品、食材との取り組み食の安全性は誰もが望んでいるわけでは無いといわれます。理由は様々でしょうが、20年~30年間発症しないなら[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

日常的な放射線被ばく 白血病、悪性腫瘍の発がん原因

人気絶頂のアイドル的スイマー池江璃花子選手が白血病発症を公表し、多くの国民が早い回復を祈る情景が毎日のように報道されている2月ですが、日本では白血病はリンパ腫を含めれば決して珍しい癌ではありません。世[続きを読む]
健康と食品の解説

なぜ日本人には癌死が多い?:淡泊な食事と予防に無関心

河豚(ふぐ)の刺身やチリは和の心髄ともいえる料理ですが、一般的欧米人にはあまり評価されません. 毒への恐怖ばかりでなく、淡泊すぎるようです。数百年を超えて伝わる伝統的和食の調理法は美しく、洗練されてい[続きを読む]
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

性ホルモン、ステロイドを合成する テルペノイド

性ホルモン、ステロイドを合成するトリテルぺンは 植物成分のテルペノイド(terpenoid)1.テルペン(terpens)はテレピン油(turpentines)テルペンとは、植物の精油(essenti[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

偽装列島を健康に生き抜く知恵(5) 整腸剤新薬キノホルム薬害の教訓

(まえがき)@医薬品に安全なものはありません。医薬品といえば消費者が安心、安全と認知してくれていることを前提とした宣伝コピーが溢れるようになっています。大企業の医薬品ならば安全性、効能共に間違いがない[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

偽装列島を健康に生き抜く知恵(4) 米国がサリドマイド上陸を阻止できたのは FDAのフランシス・ケルシー薬理学博士の英断

インフルエンザ、高血圧、糖尿病など需要の大きい市場には次々と新薬が開発されています。しかしながら難病といえない日常的な病に作用機序実績の無い新薬の投与は慎重であるべきで、徐々に広めていく必要があります[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

「鉄剤注射は肝腎を害し寿命を縮める」 

(まえがき)学生スポーツに蔓延する「鉄剤注射」の危険性非アルコール性脂肪性肝炎(ナッシュ:NASH)とは血中酸素供給量は赤血球のヘモグロビンを構成する鉄分を別途供給することにより増やすことが出来ます。[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

腎疾患と老化を促進するAGEと異性化糖

長寿社会の勝ち組となるには(その12):AGE(終末糖化産物)と異性化糖1. 加工食品に溢れる異性化糖の安全性スーパーやコンビニで清涼飲料、強精強壮ドリンク、スポーツドリンク、乳酸飲料、ジュースの成分[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

継続的投薬による腎臓障害の多発

長寿社会の勝ち組となるには(その19):腎臓の認識を変えた赤血球増多因子(エポ)の発見:横綱が全て欠場し大関も複数が欠場している2018年の大相撲九州場所。筋肉質の関取が少なくなり、いわゆる肥満体のオ[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

一酸化窒素合成(NO)とサイクリックジーエムピー(GMP)の産生 ブドウ・レスベラトロールとL-シトルリンのコラボレーション
ブドウ・レスベラトロールとL-シトルリンのコラボレーション

文中のL-が無いシトルリンもすべてL-シトルリンのことです.1. 一酸化窒素(NO)と血管平滑筋の弛緩(シトルリンとブドウ・レスベラトロールの役割)体内に推定10万㎞もの長さで張り巡らされる血管を若々[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

長寿社会の勝ち組となるには(その28) ビーポーレン!類例が無い、驚くべき多様な活性物質

1. ビーポーレンと花粉とは異なりますミツバチは採取した生花粉をそのまま食するわけではありません。巣(comb)の中に唾液とともに入れ、ハチミツで封入し保管しています。この作業により花粉が発酵し、付帯[続きを読む]