loader image
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十二話:旧年を回顧: 我が国にとっての平成27年(2015年)

世界にとって2015年は、そして我が国にとって平成27年は、一体どんな一年であったのか、無作為・順不同にテーマ・トピックスを列記し、私見を交えつつ回顧してみたいと思います。国際社会での欧米主導が頓挫し[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十一話:国力の一大要素は文化力 文化力を生かす最大要素は言語力

米国の国際政治学者・サミュエル・ハンチントンの名著「文明の衝突と世界秩序の再創造」には、国民国家の視点ではなく文明に着目し、世界秩序を分析して、前世紀末における世界の文明圏を8つ上げ、その一つとして、[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

糖尿病を発症しない男性は小型魚が好き:国立国際医療研究センター

糖尿病を患うと認知症になるリスクが高まりますが、反対に認知症を防ぐ天然魚油が糖尿病にも有効なことを報告した疫学的調査があります。調査研究は独立行政法人 国立国際医療研究センター国際保健医療研究部(De[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

インスリン分泌を低下させる塩化ビニール製品の環境汚染

これはライムストーンの紋様ですが塩ビ製床材.1970年代ごろにエルエスアイ社(東京)が開発したいわばフェイク製品です。今ではアジアを中心にオセアニアにも広まっていますが、東南アジア製は安価なDEHP*[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

赤ワインは糖尿病患者に恩恵を与えるだろう: キンバリー・マーチン博士(ケース・ウェスターン大学)

1. ブドウ・レスベラトロール医薬品開発の新たなトレンドターゲットは糖尿病2008年にレスベラトロールの将来性を評価する大手製薬会社グラクソスミスクラインがレスベラトロール医薬品開発で主導的なベンチャ[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

肥満と糖尿病はブドウ・レスベラトロールが予防する: PPAR、Th2インターロイキン、GLUTとは

1. 肥満と糖尿病のメカニズムに新たな展開飽食の時代に先進国の永遠のテーマは万病の元である肥満防止ですが、飢餓が広がる国にはカロリー制限効果どころか、栄養失調と、不衛生や免疫力低下による感染症の拡大が[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

インスリン感受性を魚油が促進 GPR120

アジア民族はⅡ型糖尿病が発現しやすい民族として知られ世界糖尿病連盟 (IDF)の調査では現在のアジアの患者は約7,830万人。2040年には1億4,000万人を超えると予想されています。世界のⅡ型糖尿[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

第六十一話:フランスの最新セルフサービス有機農園: 獲りたて野菜と果物が新鮮、安全、激安

日本では野菜や果物の零細農業から脱皮し工業化された集約農業を目指して、美味しく、生産歩留りと見栄えが良い野菜を作る動きが強くなっています。品種改良、水耕栽培、ハウス栽培などが急速に進んでいますが野菜摂[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

タイの「樹木菜」「極小野菜」の機能性成分(phytochemical)         日米工業化野菜の栄養素は?.

マンゴーの成木。たくさんの蕾と花をつけています。(チェンマイ)広い庭のあるタイの家では樹高15メートルにもなる果樹を植樹し、身近に樹木の若芽、シュート(幼莢)、若葉、つぼみ、花、樹皮などが収穫可能。通[続きを読む]
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十〇話:「IT業界の近未来と我が国の教育を考える」

アップルやマイクロソフトを初めとして、グーグル、フェイスブック、そしてアマゾンと米国西海岸発のITベンチャー企業が、今や圧倒的に世界をリードしております。その主たる背景として思い付くのは、先ずはアメリ[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

致死率100%の狂犬病ウィルス:森林破壊と蝙蝠(こうもり)の逆襲

コウモリが媒介するウィルス感染症は狂犬病、エボラ出血熱ばかりでなく、二パウィルス(Nipah virus:別名ヘンドラウィルス)なども急増が懸念されています。森林破壊が続き、コウモリが人間の生活圏と交[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

乳がん発現を阻害するブドウ・レスベラトロール

10月は世界乳がん注意月間(Breast Cancer Awareness Month:BCAM).1985年に米国の全米がん協会が製薬会社の協賛で始めた行事.National Breast Canc[続きを読む]
世界の健康と食の安全ニュース

2008年ノーベル医学生理学賞で示されたノーベル財団の正義: 仏米「エイズ・ウィルス発見者論争の背景」

2015年のノーベル医学生理学賞は日本の大村博士とともにニガヨモギよりアルテミシン(アルテミシニン)を発見した中国の屠??(Tu yuyu)博士が受賞.トゥーユーユー博士は毛沢東がマラリアに苦悩する北[続きを読む]
感染症の海外ニュースと解説

世界マラリアの日(World Malaria Day)と ヨモギ(クソニンジン)のマラリア特効薬アーテスネート(artesunate:アルテミシニン)

クソニンジン(Chinese wormwood :Qing Hao:Artemisia annua L)クソニンジンのヨモギパワー(アルテミシニン)がマラリア退治毛沢東の523プロジェクトでノーベル賞[続きを読む]
糖尿病のニュースと解説

アジアの瓜(うり)食文化: ウリ科の強精強壮成分シトルリンで酷暑を凌ぐアジア人の知恵

瓜類で最大の大きさのスイカも、極小の小玉がますます増えていますが摂食必要量を満たしません.強い体作りのためには伝統的な大玉がお奨め.1.強壮効果のある夏の健康野菜は瓜類ウリ類はスイカを筆頭にシトルリン[続きを読む]